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平成31年度予算意見表明

2019.03.8

日本維新の会神戸市会議員団は新年度予算を承認いたしました。

意見表明は下記の通りです。

平成31年3月7日

意見表明

日本維新の会神戸市会議員団

 

日本維新の会神戸市会議員団は、平成31年度神戸市各会計予算案 並びに

関連議案、合計59議案について、以下の理由により、要望17件を付して承認いたします。

また、予算第1号議案平成31年度神戸市一般会計予算等の編成替えを求める動議に関しては、反対いたします。

 

理 由

本市は阪神・淡路大震災から25年を迎える節目の年となりました。神戸港は港の勢いを回復させ、神戸空港は関西3空港一体運営が順調に進み、大阪湾岸道路西伸部は着工段階に入りました。そして、遅れていた諸課題に対してもようやく取り組むことができるようになり、新しいステージへと踏み出すことができるようになりました。この点、平成31年度予算では、暮らしの質と都市の価値の向上を目指して、総合性を発揮し、あらゆる施策にバランスよく取り組むとともに、新たな施策に取り組んでいく予算編成は一定の評価をいたします。

また、少子化対策や若者に選ばれるまちづくりの観点から、子育てしやすい環境の整備と待機児童の解消強化に向けた保育定員拡大とともに、妊娠・出産・子育ての切れ目のない支援として、特に子育て世帯の経済的負担を軽減した取り組みや、学校教育においては、児童生徒の学力向上、学びの環境整備、教員多忙化対策に注力されています。一方、限られた財源のなかで、やめる勇気を持って事務事業の見直しを積極的に行ったことなど既存事業の見直しにも取り組んでおります。

以上のことから、本市が抱える喫緊の課題である人口減少問題に取り組んだ期待の持てる予算であると考えられるため、平成31年度各会計予算案 並びに関連議案を承認します。

要望事項

 

1.中学3年生までの医療費無料化に取り組むこと。

2. 高校までの授業料完全無償を目指し、取り組むこと。

3. ポスト万博も見据えたインバウンド観光客誘致にしっかりと取り組むこと。また海上ルートの確保に取り組むこと。

4. 空き地・空き家対策については、老朽化空マンション対策や、

空き家予備軍に対しても、早期の問題意識の働きかけを行うこと。

5. 待機児童については、多様な保育所を選択肢として提示できるように、企業主導型 保育所や認可外 保育所の状況を適時把握していくこと。

6. 都市公園は、Park‐PFI方式を積極的に取り入れた再整備や、保育園の設置場所も視野に入れた活用に取り組むこと。

7. 須磨多聞線西須磨工区については、地元住民との話合いが行われるよう積極的に場を設けること。

8. 労働組合とは、適切な労使関係を構築し、風通しの良い組織改革に取り組むこと。

9. 商店街の活性化や、空き店舗問題など地域商業活性化支援事業・拡大に取り組むこと。

10.ポートターミナルの防犯カメラの設置を早急に行うこと。

11.神戸の空港や港においては災害時に外国旅行者が迅速に避難できるよう、誘導看板の多言語化表記に取り組むこと。

12.地域の生活の足として、地域コミュニティー交通の支援を拡充すること。

13.三宮再整備、行政施設移転については、民間活力を利用し協働して進めること。また、交通、景観、区役所、ホール等施設配置には市民意見を十分に考慮し慎重に検討すること。

14.市営地下鉄 西神山手線と阪急の相互乗り入れを早期に実現すること。

15.中学校給食の喫食率向上のため、メニューや献立改善とともに温かい給食の配膳を推進すること。

16.児童虐待対策として児童相談所、学校、教育委員会、警察等の各関係機関情報共有や連携とともに学校法務専門官のサポート体制を充実させること。

17.認知症の人にやさしいまちづくりの推進においては、認知症の方の家族の支援の拡充と、介護予防事業の拡大に取り組むこと。

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