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代表質問の答弁②

2015.10.5

中学生の土曜日授業について

雪村教育長 : 土曜日授業の他都市の状況としては、代休をとらずに行っている都市ある。20の政令市のうち、8都市で実施している。内容的には清掃活動、交通安全教室、地域防災訓練、職場体験など、地域と連携した活動が実施されている。回数としては、年数回が現状である。神戸市では、学校公開デー、地域合同防災訓練、授業参観、体育祭、文化祭などの学校行事を実施しているが、代休日を設定しており、それが他都市との違いである。中学生2年生の平成26年度アンケートによると、土曜日は、部活、塾、地域活動、読書、家族と過ごすが回答のうち、83.6%を占めている。また、もうひとつの側面として、授業時間の確保から見ると、文科省の求める週29時間を30時間で行っていることから、年間にして41から44時間授業時間数を確保している。さらに、平成21年度より1・2学期の終業日程を遅らせ、3学期始業式を早め、夏休み冬休み合計3日間短縮により授業日数を確保している。文科省調査の年間授業時間調査の全国平均は、年1055時間に対して、1076時間を確保できている。平成26年度からは、夏期休暇短縮により、1088時間となっていることなどから神戸市の中学生は土曜を有意義に過ごせており、授業時間数も確保できている。その事から、土曜日授業の積極的実施は考えていない。ただ、現代は学識経験者、学校関係者、保護者からなる「望ましい授業日程のあり方懇談会」において土曜日、長期休暇の活用など、様々な意見を聞いており有意義な活用法を考えていきたい。

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